野崎 めぐみ
(のざき めぐみ)
東京都町田市
2015年6月開設
テューターになる前はどんなお仕事をしていましたか?
テューターになる前は,保育士として働いていました。
高校,大学と英語科へ進み,自分は英語教師になるのだと思っていました。ですが,母校へ教育実習に行ってもどうしても教師になる決心がつかず,大学卒業後は,塾や英会話スクールでアルバイトをしていました。
その英会話スクールに来ていたのは,何と赤ちゃんや幼児さんたちでした。そこでの経験から,もっと専門的に子どもたちと向き合いたいと考えるようになり,通信制の短期大学に編入し,保育士資格と幼稚園教諭の免許を取得。実習をした保育園にそのまま就職しました。
テューターになったきっかけを教えてください。
- 〇専業主婦は向いていなかった・・・
- 私は,乳児期は子どもがかわいい時期なので,子どもが生まれたら自分で育てたいと思っていました。そこで息子の出産を機に保育士をしていた保育園を退職し,専業主婦になりました。しかし,以前は保育園で大勢の子どもたちと賑やかに刺激的な毎日を過ごしていた私にとって,しだいに物足りなく感じるようになりました。
- 〇再び英語の世界へ
- そこで私の興味は,「幼児教育」や「英語教育」に向かい,息子が6ヶ月の時から,息子への語りかけを全て英語に切り替えたり,オールイングリッシュの保育園で息子同伴で働き始めたり,英語育児サークルを立ち上げたり,オンライン英会話講師として子どもたちに英語を教えたりするようになりました。
- 〇検索エンジンで
- 1年に1回は「何かを学びたい」と感じていた私は,インターネットの検索エンジンで「英語 研修」と検索し,そこでヒットしたラボ・パーティのテューター研修に参加することにしました。
- 〇自分の殻を破ることができた研修
- 研修に参加して,そのプログラムに度肝を抜かれました。参加者が手をつないで歌を歌ったり,ゲームをしたり,物語の劇あそびをしたり。想像していた「英語の研修」とは,全く違っていました。ですが,「恥ずかしい……」と感じながらも,自分の殻を破ってみたら,その面白さにはまってしまいました。そして,ラボ・テューターとして大切なことは,英語を教え込むことではなく,自分も子どもたちと一緒に楽しめばいい,ということに気づきました。
- 〇日本語もやっぱり大切!
- 我が家では,息子が6ヶ月の時から英語だけで語りかけて育てていました。そのため,3歳半まで息子の話すことばは英語で,日本語がカタコトの状態でした。日本人であるにもかかわらず,日本語をしっかりと使いこなせていない息子。そんな息子の様子をみて母語の大切さを実感し,ラボの日本語を大切にしながら英語を習得していくという考え方にもとてもひかれ,私がラボ・テューターになるのと同時に息子を入会させました。
普段はどのような活動をしていますか?
自分自身の教室としては,週に2回,合計3クラス(幼児1クラス,幼児〜小学生混合2クラス)開講しています。
そのほかにも,以前の職場の保育園で週に2回,3歳~5歳の園児の正課クラスを担当しています。また月に1回,親子を対象とした子育て広場も行っています。
地域の子育て支援施設でも2ヶ月に1回程度,ボランティアで英語の歌を歌ったり絵本を読んだりする会を開催しています。
テューターになってよかったこと,
たいへんなことはなんですか?
- <よかったこと>
- 〇学ぶ場がたくさんある!
テューターになってよかったことは,物語の知識を深めたり,子どもたちの成長について学んだりと,学ぶ場がたくさんあることです。学ぶ機会が多いので,とても楽しく,全く退屈しません。 - 〇優しくて目標となる素敵な先輩がたくさんいる!
ラボ・テューターは私のような年数の浅い者から,50年の大ベテランのテューターまでいます。会社のような上下関係はなく,一緒にイベントを開催したり,お茶したりと,みなさんとても気さくです。特に新人には本当に優しく,問題にぶつかって悩んでいると,いつも親身になって相談に乗ってくださるので,とても心強い存在です。
そして,勉強家で,いつも輝いている先輩テューターの姿は,私の目標です。「私もあんな風になりたい!」と思える存在が近くにいることで,いつも頑張るパワーをもらっています。
- <たいへんなこと>
- 〇自分で始めたブログアップにアップアップ・・・
私は開設してからずっと,保護者に活動の様子や子どもたちの成長を伝えるためにブログに活動記録をアップしています。最初は1クラスだけだったので問題ありませんでしたが,今は3クラス活動記録をアップするのにとても時間がかかってしまいます。息子にも「お母さんはPCばかりいじっている」と言われてしまうこの頃。大切な記録でもあるので,もう少しうまく時間を使って継続したいと思っています。 - 〇家族との時間
ラボは週末や祝日にイベントがあり,子どもたちも私も楽しいのですが,気づくと家族との時間が減っていたりすることも。家族との時間を大切にしながら,テューターを続けていきたいなと考えています。
これからラボでしていきたいこと,夢はなんですか?
- 〇子どもたちを応援し続けること
- 子どもたちをサマーキャンプに連れて行きたい! 国際交流(1ヶ月の北米ホームステイ交流)に送り出したい! クラスを越えて同年代の子どもたちが集う高学年の活動に送り出したい! シニアメイト(高大生のキャンプリーダー)を体験させたい! キャラバン隊(大学生がクラスを超えて集い,ラボの英語劇を発表する活動)に参加させたい!
子どもたちがずっと続けられるプログラムがあるのがラボ。その年代その年代で,一人ひとりの子どもが輝けるプログラムがあります。子どもたちが「ラボをやりきった!」と実感できるまで,応援し続けていきたいです。
どんな方にラボ・テューターをお勧めしたいですか?
子どもに教え込むのではなく,子どもと一緒に楽しみたい方。
自分自身が,ずっと輝いていたい方。
学び続けたい方。
自分のことばかりではなく,子どもたちのために何かしたい方。
英語や物語が好きな方。
テューターの仕事のひとつは「つなぐ」という仕事です。
子どもたち同士をつなぐ。
保護者同士をつなぐ。
教室を越えて,近隣の教室とつなぐ。
地域を越えてつなぐ。
日本と世界をつなぐ。
人とつながりたい方。人と人をつなげたい方。
ぜひ一緒にラボ・テューターになりませんか?