佐名川 紀子
(さながわ のりこ)

大阪府堺市
2007年5月開設

テューターになる前はどんなお仕事をしていましたか?

 実は銀行で働いていました。
いわゆる,バブル入社ですね。業務内容は自由さがなく,やりたいこととはかけ離れているように感じていました。結婚を機に退職したあとは,パートで英語に携わることもしていました。

テューターになったきっかけを教えてください。

 大学時代,中部支部でラボをやっていたという友達に出会いました。その時に聞いた活動内容が学科としての英語とはまったくちがっていて,純粋に興味がわきました。
 それから月日が経ち,母となってこどもといっしょにいくつかの英語教室を体験しましたが,どれもしっくりきませんでした。三人目を出産したあとに,やっと近所のラボ・パーティに出会い,二人目,三人目が入会。正直なところ,テューターになるとは思ってもみませんでしたが,その後一年ほどママとしてラボ・パーティにかかわるうちに仕事としてのラボ・テューターに魅力を感じ,迷いながらも開設に向けて動き出しました。

ふだんはどのような活動をされていますか?

 普段は少人数でほっこりするプレイルームと,幼稚園の年少から高校生までのグループ,約20名ほどでパーティをしています。佐名川パーティの自慢は,年齢層がバランスよく縦長で,みんながとても仲がいいことです!
 英語と日本語の物語を劇表現するテーマ活動が活動の中心ですが,テーマ活動を取り組む前に準備の時間をとります。たとえば,『ありときりぎりす』の物語に取り組む前には,みんなで「ありの巣穴を作ろう!」と決めます。そうして,それならありの巣穴ってどんな風になっているのかをまずみんなであれこれ考えてみます。そのうえで,物語を取り組んでいます。また,かならず活動のあとに振り返りの時間と来週までにどうするかを,子ども達自身で話し合います。その過程でお互いに話し合い,意見を聞きあう姿勢を身につけていると思います。
 何度もCDを聴いてことばに自信をつけたお話に取り組む小学生たちは,テーマ活動の中で,体の動きの延長で覚えた英語を無意識に口にしています。すでにことばが自分のものになっているので,「言おう」という意識をしなくても口に出てきます。ちょうど,子供が日本語を覚える時に「ちょうだい」といって両手を無意識に差し出すのと同じですね!
 このような自然な英語の発語ができるのもテーマ活動の魅力のひとつです。

テューターになってよかったこと,
たいへんなことはなんですか?

 私自身が明るくなりました!
 また,子育てが楽しくなったことも大きいです。明るくなったのは,きっとテーマ活動のおかげだと思っています。正解が決められた枠の中で活動するのではなく,本当に自由に,みんなで考えて作り上げる活動がとても新鮮でした。正解のない活動の魅力を,私自身はじめて体感したんだと思います。

これからラボでしていきたいこと,夢はなんですか?

 子ども達の未来に譲り合い,歩み寄り精神が育つような人間に育ってほしいと思います。社会にでて,損得勘定で動くのではなく,みんなが人の役に立つことを探して仕事をしていってほしいと思います。そういう子どもたちを育てていきたいです。また,個人的な夢はラボの国際交流で,シャペロンとしてホームステイする子どもたちを引率する体験をしたいです。

どんな方にラボ・テューターを勧めたいですか?

ご自分の未開拓の力を知りたい方にはおすすめです。きっと,気がついていない能力がラボ・テューターをすると花開きますよ!