山下 美雪
(やました みゆき)

堺市南区
2003年5月開設

テューターになる前はどんなお仕事をしていましたか?

 大学をでて銀行に就職し,準総合職として働いていました。その後,ラボ・パーティとは別の英会話教室のセクレタリーとして仕事をしていました。
 私自身,大学時代にイギリスとカナダでホームステイ体験をし,そこで出会ったホストファミリーや世界中にできた友達とつながっていくなかで,英語にずっとふれていたいという思いがありました。ですが,その英会話教室に通ってくる子どもたちを見ていて,文型を覚えQ&Aを繰り返すやり方では,ネイティブの先生とレッスンしていても「自分のことば」にはなっていかないということを感じ,しっくりきませんでした。
 ラボに惹きつけられたのは,その経験があったからかもしれません。

テューターになったきっかけを教えてください。

 近所の会館で開催された「マザーグースのつどい」に2歳の娘を連れて参加したときに,ラボ・パーティのことをはじめて知りました。親子で一緒に英語で手遊びしたり,絵本を読んだり,とても楽しい時間をすごすうちに,ラボ・パーティとラボ・テューターの仕事に興味を持ちました。
 わが子には,英語に親しんで世界に目を向けてほしいと思っていましたし,自分の体験から,「ことば(英語)」は手段であり,「伝えたい思い」があってこそだと実感していました。そして何より,娘自身が楽しい! 続けたい!! と思えるモチベーションの持続が大切だと思っていました。
 ですので私はラボ・パーティの,①「物語」が教材であること(これなら絶対飽きない!),②英語と日本語でお話を聴きながら,からだと心で習得していく体験型(これなら忘れない!)で英語を学べる,というところに魅かれました。まさに探していたものに出会った気持ちでした。そしてわが子と一緒にできることも決め手のひとつでした。

ふだんはどのような活動をされていますか?

 火曜日と水曜日に,現在4グループ,わが子をふくめ約40名の子どもたちと活動しています。
 山下パーティは異年齢縦長のグループ構成になっていて,テーマ活動(絵本や物語を英語と日本語で劇表現する活動)を通して,世界中のお話をたっぷり楽しんでいます。
 発表会は年3回。1回はひとりで好きなお話を暗唱して語る場,1回はグループで取り組み発表する場,そしてパーティ全体で年に一度ひとつのお話を取り組みます。物語のもつ力は大きく,発表へと物語を深めていく過程で,子どもたちは「ことばを獲得する」だけでなく,物語からたくさんのメッセージを受け取っていきます。自分,仲間,お話と向き合いながら,ことばと心が豊かにたがやかされていく様子をみて,子どもたちの力はすごい,といつも感動します。
 仲良くなった異年齢縦長の活動での学びはとても大きく,挑戦する勇気,相手を受け入れる力,発語していく「自信」がついていきます。
 またラボには教科書はなく,世界の物語(ラボ・ライブラリー)を楽しみながら英語にふれ,覚え,「自分のことば」にしていくシステムなので,そのお話の背景,世界観に共感,理解できるよう,興味をもって体験してもらえるように工夫しています。
 毎週のラボ活動に加え,季節にあわせ,イースター,ハロウィーン,クリスマス,パーティ合宿などのイベントを子どもたちが企画・運営しています。保護者のみなさんとは季節ごとにMommy's Laboと称して,ラボを理解し「ちょこっと体験」していただくための機会を設けています。保護者のみなさんにとっても,普段の子どもの様子を知ったり,子育ての先輩ママからいろいろなことが聞ける楽しい時間のようです。
 そして,ラボ国際交流プログラムで海外の若者が来日する際にはホームステイの受入れをするなど,国際的な視野をひろげられるようにプログラムを組んでいます。その結果,毎年夏には中高生が1ヶ月の北米ホームステイ交流に参加するようになりました。そして今年は,パーティから4人目の高校留学プログラム参加者が,北米へ出発します。
 ラボでは,全国キャンプや国際交流,地域の交流会など,人と交流したり挑戦したりする場がたくさんあるので,子どもたちの成長を後押ししています。

テューターになってよかったこと,
たいへんなことはなんですか?

 よかったことは,子どもたちの成長を間近で見守れることです。
 ことばの育ちとともに,心も育っていくなかで,子どもたちが劇的に変化するときがあります。何かが花開くその瞬間に立ち会えた時には,本当に幸せを感じます。その幸せを,本人やその保護者の方とだけでなく,パーティのメンバーや保護者のみなさんと一緒に分かち合えるのは,ラボだからこそ!
 でもその瞬間というのは,子どもたちの個性によってそれぞれ違います。私は,かけることばやタイミングを大切にし,子どもたち自身が自分で気づき,目標や方法を選択していけるよう,育ちを「見守る」ことを意識しています。

これからラボでしていきたいこと,夢はなんですか?

 どんなところでも,相手を思いやり,自分らしく生きていく力をもつ人に育ってほしいと願っています。そのためにも「自分のことば」を大切にしてほしい。子どもたちが何かに「挑戦してみよう」という気持ちが動くとき,それが何より嬉しい瞬間です。
 また,違う価値観を「受け入れる」ことができたとき,それは何より彼らを成長させてくれます。きっかけは,キャンプや,国際交流(1か月の北米ホームステイ,1年間の高校留学,外国青少年のホームステイ受入れ)などの場合もありますが,毎週のパーティの中でもそういうキラキラした成長の芽を見つけることができます。
 ですから毎週のパーティが本当に楽しいです。毎週のパーティをこれからも大切に,子どもたちと楽しんでいきたいです。そしてそんな子どもたちがいつか親になった時に,子どもとラボを楽しんでいるところを見ることができたら嬉しいです。

どんな方にラボ・テューターを勧めたいですか?

 子どもが好きで,好奇心,探求心旺盛な方!
 ラボには,子どもたちにとっても,テューターにとっても,いろいろな出会いやたくさんの挑戦の場があります。子育てをしながら一緒に,さまざまな世界の扉をあけることができますよ!